|
1974年3月中旬から下旬にかけてヨーロッパを離れアフリカ大陸に入る。
CORDOBAから乗った混雑した夜行列車が反対方向であることを検札に来た車掌から知らされる。臨時停車した小さな駅(EL CARPIO)で急遽下車し、誰もいないのに石炭ストーブが燃えているベンチが2脚ある小さな駅舎で不安な一夜を過ごす。深夜は小さな駅に列車は止まらない、列車は通過するばかり至極当たり前のことだ。朝遅くに来た普通列車に乗りALGECIRASへ向かう。
初めてのアフリカは西洋と比べると文化的に大きな違いがあった。イスラム教という宗教のもたらす価値観の違いが強い。習慣の違い、文化の違い、貧困等で初めてのカルチャーショックを味わされる。女性のベールも北のマスクから南になるほど厳格となり顔を完全に覆うようになる。ALGECIRAS−(汽船)−CEUTA(ESPANA)
CEUTA−(バス)−TETOUAN−(バス)−FES−(バス)−RABAT−(バス)−CASABLANCA−(バス)−MARRAKECH
−(バス)−TANGER−(バス)−CEUTA
CEUTA(ESPANA)−(汽船)−ALGECIRAS
FES RABAT MARRAKECH TANGER 元のページへ戻る