高島平観光案内

高島平の旧跡、石仏

 板橋区内にある東京都指定の旧跡は二個所で「徳丸ヶ原」と「松月院大堂」である。徳丸ヶ原は区画整理され大団地に変わり昔を偲ぶ縁もない。大堂はかつて七堂伽藍と十二の脇坊を備えた大寺院であったが、上杉謙信の小田原攻め(1561年)で焼失した。現在は阿弥陀堂と鐘楼が再建されている。

 かつて赤塚村や、徳丸村外れの道脇やあぜ道にあった庚申塔や、石仏は大規模な区画整理の結果移設された物が多い。それらは新しくできた道路脇にコンクリートの壁に囲まれ、かろうじてその居場所を与えられている。
 高島平には鎌倉古道が南北に通っているがその面影を偲ぶ物も少ない。

 1.旧跡   −徳丸ヶ原、大堂
 2.新河岸  −新河岸3丁目
 3.大門   −大門
 4.赤塚   −赤塚4〜6、8丁目
 5.四葉   −四葉1〜2丁目
 6.徳丸   −徳丸5〜8丁目
 7.西台   −西台2〜3丁目
 8.蓮根   −蓮根1〜2丁目
 9.郷土資料館−赤塚5丁目35

1.旧跡 −徳丸ヶ原、大堂 全体地図

徳丸ヶ原
1920年(大正9年)3月東京府旧跡に指定、徳丸ヶ原碑は1922年6月弁天塚に建立、1968年3月弁天塚より徳丸ヶ原公園に移設、弁天塚は新高島平駅近くにあった
碑文は徳富蘇峰による

徳丸ヶ原は徳川幕府の砲術場で、1841年高島秋帆により日本最初の西洋式砲術調練が行われた

松月院大堂(阿弥陀堂)
    赤塚6−40
1925年(大正14年)5月
東京府旧跡に指定
平安時代後期作の阿弥陀如来座像が安置
梵鐘は1340年鋳造の複製品
本物は1949年国の重要美術品に指定

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2.新河岸 −新河岸3丁目(新高島平駅より北西700m)詳細地図
水神宮
新河岸3−9
荒川早瀬の渡より新河岸公園内に移設
埼玉県側かつての早瀬村にも水神宮がある
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3.大門 −(新高島平駅より南南西800m)詳細地図
浅間神社
大門5
富士塚、十羅刹女神堂、須賀神社などがある
稲荷社
大門3
    
鎌倉古道しったり坂
大門16
この道の北方は荒川早瀬の渡に、南方は赤塚新町に通じていた
大門観音堂脇の石仏
大門2

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4.赤塚 −赤塚4〜6、8丁目(西高島平駅より南800m)詳細地図
薬師堂
赤塚5−34
赤塚城祉内にある
藪坂の庚申塔
赤塚5−30
   
馬頭観音堂
赤塚5−14
不動の滝の上部にある不動明王
 赤塚8−11
   
大堂入口にある石仏
赤塚6−40
八幡神社、古墳の上に建つ
赤塚6−40
   
宮前不動尊と庚申塔
赤塚4−22
富士塚
赤塚4−22
   
 
乗蓮寺境内の石仏
赤塚5−28

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5.四葉 −四葉1、2丁目(新高島平駅より南1100m)詳細地図
観音堂
四葉2−19
庚申塔が入口脇にある
 観音堂は他に大門2と赤塚5−25にある
庚申塔
四葉2−10
   
四葉道の庚申塔
四葉1−26

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6.徳丸 −徳丸5〜8丁目(高島平駅より南南西900m)詳細地図
延命地蔵
徳丸5−38
庚申塔
徳丸5−12
   
庚申塔
徳丸5−30
稲荷社
徳丸7−15
   
庚申塔
徳丸7−17
庚申塔
徳丸8−1
安楽寺門前
   
庚申塔、馬頭観音塔
徳丸6−6
庚申塔
徳丸6−50

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7.西台 −西台2〜3丁目(西台駅より南900m)詳細地図
 
大山不動尊
西台3−54
田端地蔵堂
西台2−24
   
善長寺(福寿山)境内の石仏
西台2−18
法蔵庵前の石仏
西台3−35
   
法蔵庵前の石仏
京徳観音堂
 馬頭観世音菩薩
 西台3−53
   
京徳観音堂入口階段脇にある地蔵
江戸時代の狭田道に立つ
京徳観音堂前の石仏
   
馬頭観音堂
西台2−4
堂内部の馬頭観音
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8.蓮根 −蓮根1〜2丁目(西台駅より南南東100m)詳細地図
蓮根馬頭観音堂(田の観音) 
蓮根2−28 
1698年開祖
不動明王座像
蓮根2−8
   
 
庚申塔
蓮根1−11

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9.郷土資料館−赤塚5丁目35(西高島平駅より南700m)詳細地図
石仏
稲荷
 
 
庚申塔
庚申塔

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