山登りと山スキー

燧ヶ岳

1.山登り

 東京の神田に交通博物館がある。昔ここで毎日曜日に子供科学教室を開いており、夏休みには林間学校が開催されていた。この林間学校に参加したのが私の初めての山登り体験となった。この時は中房温泉に泊まり燕岳に登った。
 本格的に登山を始めたのは大学の山岳部に所属してからで、この倶楽部に所属した2年間は2週間に1回以上山に入った。冬山、岩登りと一通りの技術を学びましたが、事情があり退部した後は静かな東京近郊の山々を一人で歩いている。
 

  黒川鶏冠山(山梨県塩山市)

 黒川山は塩山市に属し大菩薩領の北に位置する標高1710mの平凡な山で、この地域は東京都の水道水源林となっており比較的に自然林が多く残った静かな山である。私がこの山に興味を持ったのは金坑があることを知ってからだ。
 黒川山に入るルートは私の知っているのは下記の7つのルートで、その内一般的なのは柳沢峠より入るルートである。柳沢峠周辺は水源林のハイキングコースとして登山道や、案内表示板も整備されている。柳沢峠には駐車場、手洗所、売店等がある。

 1.柳沢峠−六本木峠−横手峠コース
 2.御屋敷−六本木峠−横手峠コース
 3.落合−金場沢コース
 4.三條橋−泉水小屋−松尾根分岐点−横手峠コース
 5.三條橋−黒川谷出合−金坑跡−横手峠コース
 6.藤尾−金鉱跡−横手峠コース
 7.林道−横手峠コース
 8.黒川山周辺
   おいらん淵
   黒川金坑跡
   黒川神社
 

2.山スキー

 ゲレンデスキーを始めたのは高校生の時に友人から誘われて八方尾根に行ったのが初めてでした。装備と用具は高く総て姉の知人からの借り物でした。藁葺き屋根の民宿に泊まり弁当におにぎりを持ってスキー場に通った。ロープウエイが混んでいて2時間待ちなど普通で、混雑が激しい時にはスキーを担いで登ったようである。

 この10年ほどでスキーの環境も大きく変わってきている。人が集まらず休業するスキー場も現れ、スノーボードを制限しているところも少なくなった。20年以上前にはスキーブームがあり冬の若者のスポーツとして持てはやされ、衣装が派手になり、年毎に流行が変化した。それが厭で止めた人も多くいた。

 ゲレンデはあくまでも整備された自然である。練習には適しているが自然を楽しむとはいかない。その思いから1994年念願の山スキーを始めた。冬山の厳しさは体験しているので春の雪が安定した時期に楽しんでいる。
 

山スキー紹介 

 尾瀬燧ヶ岳
 
 尾瀬燧裏林道

 北八ヶ岳

 会津駒ヶ岳

トップページへ戻る